90年代の名曲続出!B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-

B'z ヒノトリツアー

2018年9月6日豊田スタジアムで開催されたB’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-に行ってきました。今回は5年に一度のPleasureツアー、そしてデビュー30周年ということで期待が膨らみます。

90年代の名曲続出!B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-

Pleasureツアーは、オリジナルアルバムの発売がないところで開催するライブという位置づけで、1991年『B’z LIVE-GYM “Pleasure ’91″』からスタート。
その後、92年、93年、95年、97年、00年とPleasureシリーズを開催後、デビュー15周年となる2003年の『B’z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT’S SHOWTIME!!”』をもって一旦封印。

しかしデビュー20周年となる2008年に『B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-』を開催し、以後「Pleasureシリーズ」は5年ごとの開催に。現在は過去のヒット曲や代表曲で構成されたライブツアーになりました。

駅から遠い豊田スタジアム

豊田スタジアム

最寄駅は名鉄豊田市駅、愛知環状鉄道新豊田駅

今回の会場は愛知県豊田市にある豊田スタジアム。最寄駅は名鉄豊田市駅、もしくは愛知環状鉄道新豊田駅。

私はJR岡崎駅から愛知環状鉄道に乗り換えて新豊田駅へ。Google地図では徒歩23分(1.8キロ)と表示されていますが、実際会場まで30分以上かかりました。そして会場入りしてから席にたどり着くのに10分。駅から遠く、会場内も複雑で、余裕を持って行動していたのに到着したのは開演20分前。

また豊田スタジアムに行くか?と言われれば、出来れば別の会場のチケットをおさえたいというのが本音ですね。

一般発売のS席は4階スタンド

Pleasureチケットを手に入れたのは5月の一般発売時。一般で購入したS席なので最初から期待はしていなかったのですが、会場で渡されたレシートを見てびっくり。4階44エリアですと??

初の豊田スタジアムで迷いながら階段を登って行くと4階へ到着。次に座席を探そうと見上げると、恐ろしいほどの急勾配。サッカーのスタジアムってどこもこんな角度なんでしょうか。非常にスリリングなところでライブを楽しむことになりました。

前回のツアー『LIVE DINOSAUR』をサンドーム福井で経験しているので、このスタジアムの広さ、そしてこのポジションにうーん、わかってはいましたがステージも小さく見えます。

開演前に少しテンションが落ち着いてしまいましたが、数時間後に4階席の良さに気づく瞬間が!

※※ここからはネタバレありですのでご注意ください※※

2018年9月6日豊田スタジアム セットリスト

01.ultra soul
02.BLOWIN’
03.ミエナイチカラ
04.TIME
05.love me, I love you
06.光芒
07.もう一度キスしたかった
08.恋心
09.OH!GIRL
10.イチブトゼンブ
11.ZERO
12.星に願いを (松本孝弘)
13.ALONE
14.LOVE PHANTOM ~ HINOTORI ~ LOVE PHANTOM
15.Real Thing Shakes (イントロとサビ1コーラス)
16.juice (間奏でNATIVE DANCE ~ 太陽のkomachi angel)
17.BAD COMMUNICATION
18.Pleasure 2018 -人生の快楽-

アンコール
19.Brotherhood
20.RUN

B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-

定刻の18時から5分後にLIVE-GYMスタート。一曲目の「ultra soul」で稲葉さんの声を確認。うん、いつもの稲葉さんだ!

オープニングは、移動カメラを手招きして、稲葉さんのアップ!そして手元のコップの底に注目!「B’zのLIVE-GYMへようこそ」(笑)

04.TIME

「BLOWIN’」に続き、2nd beatの「TIME」が4曲目に登場。えっ!?TIMEが聴けるんですか!?これがPleasureツアーなのですね!!と、一気にテンションアップ!
当時BLOWIN’目当てでCDを買ったのに、聴けば聴くほどTIMEが好きになり、私にとってはベスト5に入る名曲。

07.もう一度キスしたかった

アルバム「IN THE LIFE」が大好きな私には嬉しい選曲。初めて買ったアルバムであり、今聞いても名曲ぞろい。
松っちゃんがアウトロで「恋はみずいろ」のワンフレーズをギターで奏でてくれた。

08.恋心

いつかライブで聴いてみたいと思っていたのが恋心。
稲葉さんから「振りがある曲がありまして〜」からの振り付け指導、そしてみんなで練習。なんだかほっこりする光景。でも振りに気が入って曲に集中できなかったのは私だけかな?(汗)

13.ALONE

ステージ中央にグランドピアノが登場。稲葉さんの弾き語りでALONEがスタート。
ライブ開始から一時間以上が経過し、明るかった空は暗闇に。ふとステージから目を離し、スタジアムの外を見ると豊田市の夜景が!なんてロマンチックな空間なんだろう。でもこの夜景は4階席だから見えた景色。

稲葉さんがいるステージからは遠いけれど、こんな素敵な空間で思い出深いALONEが聴けたこと、一生忘れられない。

悲劇!アンコールの途中でタイムオーバー

この日、本編から10分以上が経過してからアンコールがスタート。稲葉さんが力を振り絞って「Brotherhood」を熱唱するも、私の心は徐々に落ち着きがなくなる。

原因は終電の時刻が迫ってきているから。21:24の岡崎行きに乗れなければ、今日中に帰れなくなる。もしアンコールが終わってから帰るとなると駅まで一時間はかかるだろう。そもそも電車に間に合ったとしても4両編成の電車に乗れる保証はない。。。

考えれば考えるほど、現実が見えてきて、隣にいた友達に無念の撤退を告げ、小走りで階段をかけ下りる。出口へ向かう途中で流れてきたのが「RUN」。嘘でしょ〜!?私はRUNを捨てて帰らなきゃいけないの??(涙)

気が動転しそうなぐらい、悔しい気持ちを胸に抱えてこちらもダッシュRUN。会場から出てもライブの音漏れでRUNが聴けたのは不幸中の幸い。でもツライよぉ〜

これからRUNを聴くと、この日の苦い思い出がつきまといそうです。

万全じゃなくてごめんなさい

稲葉さんの体調を心配しながらのライブスタート。スタート直後はいつもの稲葉さんだと安心したのですが、前半が終わってもシャウトがないことから、やはり本調子ではないんだなと感じました。セーブしながら最後まで歌い切ることを第一に演出されたのでしょう。

途中咳き込む稲葉さんを見るのは辛かったし、稲葉さんの口から「万全じゃなくてごめんなさい」という言葉を聞いた時には何とも言えない気持ちになりました。今の状態で精一杯、魂込めて歌う稲葉さんを責めるファンはいないはず。

残念だったのは、稲葉さんと松本さんのアイコンタクトや絡み具合をしっかりと確認できなかったこと。ライブで二人が楽しんでいる姿を見るのが一番好きですが、スタジアム規模になるとやっぱり難しいですね。

それでも「ZERO」のラップで、松本さんがZEROの8cmCDを見ながらラップを口パク?するシーンは見てて微笑ましく感じました。元々の演出だと思うのですが、少しでも稲葉さんの負担を少なくするための演出なのかなぁと、勝手に解釈。

90年代に行きたかったライブ

今回のライブで青春時代を追うライブ活動は終了です。昨年の安室奈美恵さんの引退報道から、大好きなアーティストが何十年もステージに立つことは奇跡なんだと気づき、90年代にやり残したことをこの一年で達成してきました。

最後に選んだB’zのPleasureツアーは、90年代にタイムスリップしたかのようなセットリストで、贅沢な時間を過ごすことができ本当に幸せでした。

やりたいこと、やり残したこと、行きたいところはすぐに行動。がん患者のあるある話かもしれませんが、いつ動けなくなっても後悔のないように、これからも実行してきたいと思います。

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