私はがんになってからブログを書き始め、今年で7年目になります。過去に4度の入院を経験し、短いものは一週間、がん治療の場合は3ヶ月入院しました。
入院は2週間を過ぎると、確実に暇を持て余す時がやってきます。それをいかにして乗り越えるか、やり過ごすか、私のおすすめ方法をお伝えしようと思います。
【入院の暇つぶし】ブログのススメ
はい、タイトル通りです。
私はブログを書くことをおすすめします。
あなたは今、この記事を見ていますよね。
それはなんですか??
ブログですよね(ニヤリ)
つまりブログというものに少しでも興味があるのではないでしょうか。それなら入院中に、読み手から書き手になってみるのもありだと思います。
入院は非日常体験
入院生活は非日常が続きます。仕事をしている時間、家事をしている時間、それがないのです。ある意味贅沢な時間ですが、それが続くと暇ですよね〜。
でもよく考えてみてください。一生のうちに入院は何度するでしょうか。おそらく10回、20回入院される方はまれだと思います。
そう考えると、入院生活は貴重な体験なのです。
そして入院中にブログを書くことで3つのメリットがあります。
暇つぶしになる
入院中の最大の敵、暇との格闘に勝てます(笑)
一日一記事と言わずに、どんどん投稿してください。その日の体調、読んだ本についての感想、大部屋での小さな出来事、全てのことが後々貴重な記録となります。できれば写真も添えて投稿すると、読み返した時に情景が思い浮かびます。
ブログを通して体調の変化を確認
ブログを書くことで、体調の変化を観察できます。
例えば抗がん剤治療で入院したとします。1クール目の体調の変化を書き残すことで、2クール目に備えることができるのです。抗がん剤治療の副作用はあらかじめ医師から説明を受けますが、副作用のあらわれ方は一人一人違うのです。
ブログは誰かの役に立つ
自分の経験を自分のために綴っていたことが、いつの日か誰かの役に立つ時があります。そんな時は本当にブログをやっててよかった!と鳥肌が立つぐらい、嬉しい気持ちになるものです。
最初は暇つぶし程度に考えていたことが、自分のためになり、そして誰かの役に立つ。そしてブログを通して同じ病の方と繋がることもでき、情報交換の場ともなります。
これから入院する方へ
私がブログをすすめる理由は、自分がブログを続けててよかったと思っているからです。
ブログをすすめる理由
私ががん治療で長期入院したのは2013年。その頃はブログではなくmixi日記を綴っていました。日記を友人に公開することで、近況報告ができて安心させられると思ったのが始まりです。
そんな動機だったので、暇な時間はたっぷりあったのに、一週間に一記事程度しか更新していませんでした。あの時の自分に会えるなら、もっと更新しろ!と伝えたい。
なぜなら入院中に綴られた日記が全て私の宝物になっているからです。
そんな風に思ったのは退院してから一年後のことでした。しかし一年も経つと当時の状況など忘れているのです。唯一の手掛かりは、更新は少なかったけれどmixiに残した日記が当時の自分を思い出すきっかけとなりました。
このような経験から、これから入院する方、入院真っ只中で闘病中の方には、ぜひブログを書き残していただければと思います。
無料ブログならすぐに始められます
ちなみに、ブログを書くなら無料ブログから始められてよいと思います。
私は当時Webの勉強(HTML,CSS)をしていたのでFC2ブログを選びました。
2019年現在、私が無料でブログを始めるなら、はてなブログを選ぶと思います。
同じ病気の方と繋がりたいのであれば、病気ブログが盛んなアメブロをおすすめします。